都議会で代表質問に立ちました

6月6日、都議会公明党を代表して、本会議にて代表質問を行いました。
その要点をご報告いたします。

■ 【実現！】水道基本料金、4か月間無償化　（都の報道資料は こちら）
光熱費負担が家計を直撃しており、この夏も猛暑が予想されます。都議会公明党は先日、都知事に対し「水道料金の基本料金を無償化すべき」と緊急に要請しました。
その結果、都は一般会計からの補填によって、4か月間の基本料金無償化を決定。都民の命と暮らしを守る大きな前進です。
なお、他会派が主張するような“10％一律値下げ”では、水道インフラの維持更新に支障が出かねません。都は、そのような主張と、今回の施策は全く異なるとの見解を示しました。都議会公明党が、未来を見据えた持続可能な形での負担軽減を提案し、実現したのです。

■ 家計応援をさらに強く
・学生の通学負担を軽減！
バス定期の割引率が低いとの声に応え、都内のバスの小学生〜大学生向け「定額学生パス」の導入を提案。
・東京アプリのポイント増額を要請！
物価高対策としてのポイント付与を7,000円→1万円へ増額すべきと知事に求めました。
・スマホが苦手な方にも対応！
スマホの操作が不慣れな方や持っていない方もキャンペーンに参加できるよう対策を求めたところ、高齢者向けのスマホ購入支援（上限3万円）や、店舗での登録サポート体制整備が実現することに！

■ 中小企業・現役世代をしっかり支援
・現役世代の収入増につながる中小企業支援として、DXアドバイザーの無料派遣などが、都議会公明党の要望で実施されています。それによって計画的な賃上げにつながった事例を、分かりやすく発信する考えを都は示しました。
・都議会公明党の提案により、中小企業に就職した学生等への奨学金返済支援が実現！　現在、対象は20代までですが、「30代前半までの拡充」をあらためて求めました。

■ 命を守る「猛暑対策」を現場に届ける
・電動ファン付きウェアの経費補助などを着実に実施することを要望。
・都立学校には、全校に暑さ指数測定器を配備。さらに生徒の体温変化を感知する最新機器も導入予定。

■ 子育て・教育・福祉をもっと快適に
・都議会公明党の提案で、都立高校の洋式トイレ化9割を達成。これに続き、温水洗浄機能付きトイレをさらに整備へ。
・小児向けの「針を刺さないインフルエンザワクチン（経皮ワクチン）」への支援を要望。
・介護施設への補助の増額を要求。老朽化した空調設備の更新に特化した補助が実現へ！

■ 高齢者や障がい者に寄り添う都政へ
・シルバーパス申請の利便性の向上を要求。郵便局55か所での対面対応やスマホ申請の導入へ。
・都営住宅に住む要介護の方々、障がいをお持ちの方々のため、カメラ付きインターホンの設置推進を要望。都は、要介護 3 以上及び身体障害者手帳 4 級以上の都営住宅居住所を対象に、7 月から順次、カメラ付きインターホンを設置し、課題の整理を行う調査に取り組む考えを明らかに。体が不自由な入居者が安心して暮らせる防犯対策の実施を求めました。

■ 都政を動かすのは、皆さまの声
本会議での代表質問を通じて、あらためて確信しました。「現場の声」を聞き、「今、何が必要か」を見極めて、政策として形にすること――それこそが、政治家の責任であり、使命です。第21期都議会の締めくくりとなる本会議で、皆さまの声を届ける質問ができたことを誇りに思います。これからも、一人ひとりの声を力に、現場第一の都政を貫いてまいります！